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#35 コミュニケーションの量より大切なこと

組織がガタつく原因は、制度や仕組みが未整備だからではなく、多くの場合は「リーダーが何を考えているかわからない」という状態に起点している。というのが私の理屈であり営業トークです。

とはいえ、私がそう言うと「いや、うちはいろいろやってるよ。大丈夫」と言われることが多い。

きっとその通りなんだと思います。多くの会社はリーダーと部下のコミュニケーションを増やそうと、1on1や会議や飲み会など工夫してやってますもんね。

でも、やってる割には、リーダーも部下さんも、距離感は以前より近くなった実感はあっても、それ以上の効果は感じられず、「やっぱり分かり合えないなー」という感覚だけが残ってたりして。「昭和と平成はわかりあえないよね。世代がねー」と笑ってはいるけど、その分かり合えない感は意外と深刻だったりして。で、どんどん関わること自体をやめるというか減っていくものです。分かり合えないと体感するのは切ないもんね。それなら関わらないほうがいい。

そんなこんなで時が過ぎていき、「最近離職が多いな~」「細かいミスが増えてきたなー」みたいな現象が顕在化してきたりして。よし、「ルールを増やそう」「取り組みを増やそう」となり、いろんな制度や取り組みが増えていったりして。

このループは、結構多くの会社でも起きています。

「離職が増えた要因」も「細かいミスの要因」も、ルールや仕組みのせいじゃなく、コミュニケーションが足りてないわけでもなく、諸悪の根源があります。

それはリーダーが「判断基準とその理由」を明確にしていないことです。

売上対策、人に対する評価、優先順位などなど判断するシチュエーションはたくさんありますが、「リーダー」が、判断基準を言葉にすることから逃げている。それが諸悪の根源です。

な〜んだ、と思うかもしれませんけどね。
でも、35年間この仕事をしてきて、本当にそう思います。

「私はこう思う。なぜならば・・・・」
この一文が、日常の会話の中で自然に出てくるリーダーは強いです。

そしてそんなリーダーが数多くいる会社は強いです。

さて、あなたの会社はいかがでしょうか?


*写真は、私の前職物語コーポレーションが運営する丸源ラーメンの期間限定メニューです。美味しかったーー!物語コーポレーションは「私はこう思う。なぜならば・・・」という明言を新入社員の時から習慣づけることを徹底している会社でした。

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この記事を書いた人

株式会社STANDS 代表取締役

ロイヤルホスト、ドトールコーヒー「オリーブの木」を経て、物語コーポレーションにて約25年間勤務。

現在は飲食・サービス業を中心に、店長・エリアマネージャー育成や組織づくり、企業文化・風土づくりの支援を行っている。

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