若干、屁理屈のような話になるがご容赦ください。
「他人と比べる必要はない。あなたはあなた」
これは本当にそうで、この言葉を言われて救われたことは、みな一度や二度はあると思う。僕もそのひとりではあるのだけど、「そうだよねー。ありがとう」と思いながらも、「それは無理じゃん」とも思ってしまう。他人はどうしても目に入っちゃうし。目に入ったら比べちゃうし。
・・・・・やっぱり屁理屈かな・・・・・・・まあ、とりあえず最後まで書きますね。
「他人と比べることなく、他人に惑わされることなく、自分が信じることをやり続ければいい」という主旨の部分は納得なんだけど、一人で生きてるわけじゃないので「目に入っちゃう」というのも事実で、また現実世界は、どうしてもどっちがいいの?悪いの?上なの?下なの?で構成されている世界なんですよね。
自分が落ちた試験に合格する人もいるし、社長じゃない限り「上司」は存在するし、同期の中でも数年たつと役職に序列はできるわけで。比べるに決まってんじゃん!って。
ま、たぶん、世の中で言われる「比べるな」という言葉の真意は、「比べることで自分のメンタルを削るな」という意味ですよね。比較して落ち込むくらいなら、見ない方がいいよ、という優しさ。それもわかるし、そう思う。
で、僕の屁理屈は、感情を削るために比べる必要はないけど、ちゃんと「比べる」べきなのだと。
自分が負けたのは、どんな「環境」で、どんな「ルール」の戦いだったのか。自分はどんなスキルがなかったから負けたのか?どれくらい情熱が足りなかったのか。
「比べるべき」
大事なのは、比べたあと、どうするかですよね。
もちろん、何もしないもあり。何かするもあり。でも、せっかく他人と比べたんだったら、その比較の結果を、なんらかの「行動の動機」にした方がいいです。そうしましょうよ。そこで「比べる」という辛い経験の意味が出てきます。
現実の世界で泥臭く生きていくためには、「他人と比べない」ではなく「他人と比べて自分の戦略を練り直す図太さ」が重要。でも、やっぱり理屈っぽいよね。
「他人と比べる必要はない。あなたはあなた」で、いいか(笑)
*写真は当社公式サイトのトップページメッセージ。私たちは、どうしたって、「人」に救われ「人」に振り回されるのです。
#56 他人と比べることは良くないことなのか?
