ありがたいことに、最近は企業様の「社員研修」のお手伝いをさせていただく機会が増えてきました。
元々、物語コーポレーション時代には「物語アカデミー」という社員教育部門の責任者を任されていましたし、経営理念推進の部署にいた頃も海外研修などの特別研修を担当していたので、研修の引き出しやノウハウはそれなりに持ち合わせている方だと思います。
ただ、教育とか研修とかって「何をやれば成果が出るのか」の判断が、本当に難しいですよね。企業のフェーズ、対象者、解決したい課題によって内容はガラリと変わりますしね。
そんな中で、僕が研修を企画・提案する際にずっと唯一無二の軸にしている言葉があります。
それは、「自分でお金を払ってでも行きたい研修か?」という基準です。
これは前職の加藤社長から言われた言葉なのですが、シンプルですがこれ以上ないほど本質的な判断基準だと思っています。この言葉を掛けられて以降、僕はそれまでの社内の「前例」や慣習への過度な配慮を一切やめました。「自分だったら、自腹を切ってでもこの研修に参加したいか?」「自腹で払う価値がある人数、時期、プログラム、内容になっているか?」すべてをこの軸で設計し直しました。
今、もし社内の教育担当や研修を任されている方には、ぜひこの問いを自分に投げかけてみてほしいなと思います。たぶん、めちゃくちゃいろんなアイデアが出てくると思います。「ただただマニュアルの説明をするだけ」なんて絶対企画しなくなると思いますし。
……で、今回は僕が持っている研修をつくる上での極意を「ひとつだけ」お伝えします。
そもそも、研修には「行動変容」が求められますよね。人の行動が変わるということは、「人の心が動く」ということです。
つまり研修で行動変容を求めるのなら、「何で心を動かすか?」「どうやって心を動かすか?」ということが、最重要ポイント。「何を教えるか」「誰が教えるか」も、もちろん大切ですが、「どう心を動かすか?」です。心が動かない研修で、人の行動が変わるはずがないのです。
「研修に参加しても何も変わらない」というのは、参加した方の心が1ミリも動いていない証拠です。
もし、どうすれば心が動くかに困っている企業様がいましたら、ぜひ一度ご相談ください。人の心を動かし、本気の行動変容を起こすためには何をすべきか?の答えは、きっとあなたが一番知っているはずです。一緒につくっていきましょう!
*心が動くラーメン屋「宮元」さんが、ラー1グランプリに出店していた時の写真。
#130 「何を教えるか」より「どう心を動かすか」
