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#110 その通りにやらなきゃ病

35年の会社員生活を経て、最近ようやく僕を蝕んでいた『違和感』の正体に気づいてきました。

ずっと、何かが重かったんですよね~
というか、何なんだろうなこの違和感、みたいな。その原因が、最近になってようやく分かったんです。

それは、僕の「くそ」がつくほどのクソ真面目な性格と、「会社という場所の空気(お作法)」のミスマッチ。

これなんじゃないかな……という分析です。会社という組織は、当然ですが「やらなきゃいけないこと」だらけです。ルール、前例、マナー、お作法、謎の暗黙の了解。

クソ真面目な僕は、「こうやらなきゃいけない」と言われたら、100%バカ正直に「あ、やらなきゃいけないんだ」と受け止めてしまうんですね。

その通りに考えなきゃ。
その通りにやらなきゃ。
その通りに振舞わなきゃ。

・日経新聞くらい読んでおかないと、幹部としてバカにされるんじゃないか
・飲み会では付き合いよくお酒を飲まないと、ノリが悪いと思われるんじゃないか
例えばこんな感じで「そんなことどうでもいいじゃん」っていうことが、いちいち気になって、逃げられなくなっちゃう。……もう完全な「その通りにやらなきゃ疲れ」(笑)

実際、そもそも「その通り」にやろう、というか「その通り」にやれると思ってること自体が傲慢ってことは、重々承知してはいるのですが、頭の中だけは「その通り」でパンクしそうになっている。

「その通りにやらなきゃ病」です。

そうです、みなさん。35年間僕を蝕んできた『違和感』の正体は


「その通りにやらなきゃ病」でした。



「自分ってなんでこんなに神経質なんだろう」「なんでこんなに気が小さくて、できてない部分ばかり目が行くんだろう」そんな情けない自分を見るのが嫌で、見たくないから無理してまた頑張る。で、当然のように心も体も疲弊していく。……ずっと、この地獄のループを繰り返してきた気がします。35年ですよ。35年を日数にしたら12,775日。つまり、12,774泊12,775日の「その通りにならなきゃダメの旅」に出ていたということです。

おかげさまで、起業することができ、その旅は終わりました。「その通りにやらなきゃ」に縛られることはありません。交通ルールを守ろう、くらいです。(笑)

で、「その通りにやろう」がなくなって気づいたことがあるんですね。
すべて「以前の自分との比較」にすぎませんが
・驚くほどいつも頭が冷静
・周囲の動きがクリアに見える
・相手の心が以前より見えるようになった
・自分に自信が持てるようになった
・失敗が怖くなくなった
・自分の意見がどんどんでてくる
などなど

実はもっとあるんだけど、こんな感じなのです。いまどきの言葉で言うと「自己肯定感が爆上がり」してます。これ、脳科学を勉強してる方に解明してもらいたいんですけどねーーーどういう原理なのか。

人間って「枠の中」にいるほうが原則楽なはずなんです。でも、きっと楽じゃなくなる「枠の中にいるときつくなる分岐点」というのが確実にあって。僕なんかは「お作法があるよ」と言われた瞬間に、分岐点を越えて蕁麻疹が出るタイプでしたが。(笑)

……あ、誤解しないでほしいんですが、「ルールなんて無視しろ」とか「『その通り』に歯向かえ」と言う気はさらさらありません。「じっと我慢して、その通りに生きる」という時も必ずあるし、そうせざるを得ないときはとにかく歯を食いしばる。腹の下に力を入れる、です。

でも、ずっと我慢し続ける必要はないですよね。自分が生きやすい場所は世界中のどこかに必ずありますから。

一歩踏み出した人にしか見えない景色は、絶対にありますからね。その可能性を信じて。飛び出すことをあきらめずにやってほしいですね。僕もこれからもそんな感じで頑張っていきます。


*写真は、今月から飲み始めたハーブです。身体がどう変化するか人体実験ですw

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この記事を書いた人

【株式会社STANDS 代表取締役 / 意識改革スペシャリスト】

物語コーポレーションなど、フード・サービス業界で35年以上「現場の人と組織」に向き合い続ける。「若手が定着しない」「店長によって店舗の売上にムラがある」とお悩みのサービス業経営者へ。精神論ではない「人が自走し、業績が上がる意識改革の仕組み」を伴走支援しています.

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