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#97 『Food Biz(フードビズ)』のように生きたい

みなさん、『FoodBiz』という雑誌をご存じでしょうか。


2002年に創刊された外食産業唯一の「オピニオン誌」です。隔月発行で書店には並ばないので、ご存じない方もいるかもしれません。本日、その『FoodBiz』の代表である神山 泉さん、そして取締役の野本信夫さんのお二人とお話しする貴重な機会をいただきました。

『FoodBiz』の創刊は本当に衝撃的で、今でも覚えています。「業界誌」ではなく「オピニオン誌」なので当然なのかもしれないのですが、本当に衝撃的で。

当時の外食産業の業界誌と言えば、『月刊食堂』『飲食店経営』が両巨頭。業界誌ですから業界のニュースや事例を中立に紹介するという感じでしたが、『FoodBiz』は、それとは切り口も論調も視点も全く違う。「え、こんなこと書いちゃって大丈夫なの!?」という内容ばかりで、本当に衝撃でした。またひとつひとつの記事が、「そこまで見てるのか?」「そこまで調べてるのか」の連続で、「プロ」を感じるし、外食産業で働く方たちへのリスペクトも伝わってくる内容で。なんでもかんでも「いいね」と持ち上げるのではなく、心配なことはハッキリと「心配だ」と言う。まさに「率直」「正直」「外食産業愛」という言葉がぴったりの雑誌。それは発行から142号を数えた今でも、全く変わりません。だからこそ「FoodBizならこの業態をどう斬るのか?」が、いつも興味津々で、新しい号が発行されるのがめちゃくちゃ楽しみでした。


と、私の『FoodBiz愛』を語らせていただいたのですが、実は、起業する際、一番僕が会いたかった方が、このFoodBiz代表の神山さんなのです。

なぜならば、起業する際、『FoodBiz』創刊時に受けた衝撃というかセンセーショナルさを自分が与えることができたら…..
そして、『FoodBiz』のように、業界に貢献できる存在になれたら、どんなに幸せなことだろう。という思いを僭越ながら持っていたからです。

ひょっとしたら、あの時、道なき道を切り開いた神山さんに、スケールこそ違えど、今の自分を勝手に重ね合わせていたのかもしれません。なのでお会いして、お話させていただき、何かをいただきたいという。ホント図々しい話なのですが….。

そして今日、実際にお話しした神山さんは、物腰やわらかながらも「北村さん、それじゃあ何かが足りないよね」と、僕のビジネスに対しても直言をくださいました。本当にエネルギーをいただきました。

ぜひ今月発行の『FoodBiz』を見てほしいのですが、「日本国内で1,000店チェーンはもう出ないのか」というテーマで、実に16ページにわたる記事が書かれています。16ページですよ!約25,000文字!原稿用紙約60枚分です!

そこまで外食産業についての「愛」と「展望」を語れるのです。今の日本で、ここまで真剣に外食産業の未来を思い、かつ自身の明確な意見を持っている人が他にいるでしょうか。

本当に尊敬するし、この姿勢に心から痺れます。 常に業界全体の未来を考え続け、言いたいこと、伝えたい情熱が溢れ出ている。僕自身、神山さんのようなカッコいい年の取り方をしていきたいと、お会いして改めて思いました!

神山さん、野本さん、ありがとうございました! またお会いできることを楽しみにしています!

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この記事を書いた人

【株式会社STANDS 代表取締役 / 意識改革スペシャリスト】

物語コーポレーションなど、フード・サービス業界で35年以上「現場の人と組織」に向き合い続ける。「若手が定着しない」「店長によって店舗の売上にムラがある」とお悩みのサービス業経営者へ。精神論ではない「人が自走し、業績が上がる意識改革の仕組み」を伴走支援しています.

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