組織には、大体一人は悪者が生まれるもの。そして悪者が一人いる方がうまくいくもの。社内の居心地が悪い理由、売上がとれない理由、何かトラブルが起きる理由をすべてその人のせいにしてしまうってやつ。その悪者役は、通常「社長」がやってくれていて、「社長 vs 社員」という構図になるのだが、実はこの構図はとても健全で。最悪なのは一般社員が悪者になり、社長も一緒になって陰口を言っちゃうケース。こうなると始末に負えません。
「社長もあいつ嫌いですよね?」と振られた時に安易に同調してしまうのは、社長としてはリスクが高いですよね。社長の言動は社員から常に細かく見られて、尾ひれがついて広がっていきますからね。「社長もあの人を認めていないみたいよ」というシグナルとして受け取られ、結果的に「孤立社員誕生」という社内いじめに拍車をかけます。
まあそうはいっても、人が複数人集まる以上、嫌いな人ができるのも、愚痴が出るのも避けられないのが現実ではあります。しかし、そんな人間関係のゴタゴタのせいで、仕事の生産性が落ちたり、成果の出来栄えに悪影響が出たりするのは、経営者はもちろんのこと、まじめにやってる人からすると本当に腹立たしいですよね。「まじめに仕事しようよ!」って机を叩きたくなります。
だからこそ、そういう状況にならないよう、社長(リーダー)は、日頃からいろいろ心掛けなきゃいけないのです。特に次の3つ、重要ですよ。
1. 「あるべき姿(基準)」を発信し続ける
「こうあるべき」という基準をリーダーが示すことは、超重要です。それがないと個人の好き嫌いに業務や評
価が左右されます。あるべき姿を発信することを恐れてはいけません。
2. 仕事のパートナー(組み合わせ)をたまに組み替えてみる
大企業のような部署異動ができなくても、一緒に組ませるペアや担当チームの組み合わせをシャッフルして
みます。組む相手が変わることで強制的に人間関係の硬直化(派閥化)を防ぎます。
3. 成果や貢献をまんべんなく承認する
目立つ活躍をした方だけではなく、裏方で支えた人も含め、常に「あなたのおかげで助かっている」と具体
的に承認する回数を増やすことです。
社長(リーダー)のそんな些細な心配りが、組織の空気を決めていき、社内のいじめが消えていくものです。つまりリーダーの勝ち筋ですね。
新しい文化をつくるのは、『よそ者・若者・バカ者』と言いますよね。「よそ者」の私にいつでもご相談ください。意外とこういう状況になったときは、よそ者が入るのがいいものです。
*写真は先日食べに行った『煮干しつけ麺宮元』の特製極濃煮干しつけ麺。まさに芸術品!見ておいしい、食べておいしい!
#101 イジメ
