僕は「組織づくり」を生業としている。
「組織づくり」だから、組織が目標を達成し、かつ人がイキイキ成長する状態をつくるということで。これはほとんどの企業が目指している状態ですよね。
しかし、多くの企業がこの状態を実現するために大いなる勘違いをします。
それは「新しい評価制度やKPIを作ろう」と、「仕組み」という名の「正しさ」を急に持ち込むのです。偉いコンサルタント会社は、「このソフトを使うとうまくできますよ」と便乗して商品を勧めてきたりして。
だが、現実は・・・というと、ルールで縛れば縛るほど、現場の空気は冷え切り、笑顔が消えていく。
なんででしょうね。
それは、
「笑顔」は個人の性格ではなく「環境の結果」であり、「元気」は気合いではなく「関係性の結果」だから、です。リラックスできないギスギスした環境に、いくら正しい制度を乗っけたところで、人が動くはずがないのです。
じゃあ、社内でその文化を変えればいい!と思うかもしれないですが、ここにも罠があるんですよね。
いざ社内でカルチャーを変えようとすると、幹部たちの心にブレーキがかかります。
部下にはイキイキ働いてほしい。それは幹部も本音です。ただ、「今、ギスギスしてるのはあなたのせい」みたいに責められるのは勘弁してほしいし、今さら無理して自分を変えなきゃいけないのも嫌だ、というブレーキです。
要は、「自分が悪者にならないように。そして自分は何も変える気ないけど、組織を変えよう」とするのです。伝わりますか??組織はリーダーで決まるのに、そのリーダーは変わらないけど、下を変えようとするのです。
悪気はないんだけどね。ただ、結果的に「綺麗事の仕組み導入」でお茶は濁されちゃうんですよね。そして現場との溝は深まる一方。。。。みたいな。
だからこそ、僕のような外部の人間が、泥臭く間に入る必要があるのです。そうです。僕の「出る幕」です。
STANDSは(といっても私一人ですが)、もちろん仕組みを提案しますが、一般的な研修のように「気づき」や「あるべき論」を置いて煙に巻くようなことはしません。幹部も現場も悪者にはしません。結果、現場が実際に「行動」を起こし、自走するまでトコトン伴走させていただきます。コンサルを入れて制度を作ったのに、なぜか組織がギスギスしている経営者のみなさん。私という「よそ者」を入れて、組織を生まれ変わらせましょう。私が出張らせていただきます(笑)
*写真は、組織づくりのベストセラー「組織の盛衰」堺屋太一さん著
#68 私の出る幕~社内では変えられない「組織カルチャー」~
